美肌になるためにしっかり睡眠!睡眠と美容の関係とは?
睡眠不足になると肌荒れするってよく聞きますよね。でもどうして睡眠不足と肌荒れが関係するのだろう・・・と疑問に感じている人もいるのではないでしょうか。
今回は、睡眠と美容の関係についてまとめてみました。
睡眠不足がもたらす肌への影響とは?
睡眠不足が続いていると、目の下にクマができたり、顔全体がくすんで見える、ハリがないように感じるなど、様々なトラブルが目立ってくる気がしませんか?実はこれは、寝ている間に分泌されているあるホルモンと関係していたのです。
そのホルモンとは、「成長ホルモン」です。「成長ホルモン」って子供の時に分泌されているイメージがありますが、実は大人になってからも分泌されています。「成長ホルモン」の役割は、新陳代謝をサポートし、細胞の生まれ変わりを行わせているホルモンです。肌は寝ている間に生まれ変わっていると言われていますが、これは「成長ホルモン」が働いて、傷付いた細胞を修復してくれているのです。
「成長ホルモン」は夜寝ている時間帯に最も多く分泌されることから、睡眠がしっかりととれていないと、様々な肌トラブルが目立ってきてしまいます。睡眠不足になると、肌のターンオーバーが鈍ってしまうので、バリア機能が低下し、肌荒れの原因にもなってしまいます。
睡眠時間を多くとればOKなのか?
睡眠不足が続いているから、週末はたっぷり眠ろう!と朝から夕方まで寝だめするという人もいるかもしれません。
しかし、実は睡眠時間を増やしても肌の調子を整えることには繋がらないのです。何時間眠るのかということではなく、質の良い睡眠ができているのかどうかが重要となってきます。
一番大切なのは、眠ってから最初の90分です。この時間に深い眠りにつけていると、ぐっすり眠れたということになるので、睡眠不足を感じにくくなります。
でも、眠りの最初の90分が深くなるようにする方法ってあるのでしょうか?ここからは、具体的な方法をご紹介します。
眠りの質を高めるためには?
眠りの質を高めるために、就寝90分前までに入浴するようにしてください。お風呂から出たらすぐに眠るという人もいるようですが、これでは体が温まり過ぎていて、質の高い睡眠を得ることができません。
体の奥の体温が眠りにつきやすい程度まで下がるのが、入浴後90分後からなので、90分前までに入るのがおすすめです。
それから、寝る前に軽いストレッチを行うことで就寝しやすい状態にすることができます。ストレッチは、体の疲れを取る効果もあるので、コリがある部分をゆっくりほぐしてみてください。激しい運動を行う場合は、夕食前などがおすすめです。寝る直前は、かえって眠れなくなるので注意してください。
眠る時は、清潔な寝具を使いましょう。寝具が汚れていると肌トラブルの原因となってしまうことがあります。
枕カバーやシーツ、掛け布団など定期的に洗濯してください。アレルギー体質の方は、ダニにも注意しましょう。布団乾燥機でダニ退治できるものを使うと、布団が干せない時も清潔さを維持することができますよ。
食べるモノにも気を遣おう
美しい肌のために、食べる物にも気を遣いましょう。肌が綺麗な人は、タンパク質をしっかり摂取しています。タンパク質は、肌をつくる元となりますので、質の良いタンパク質を取り入れてくださいね。
さらにビタミンやミネラルなど、体の機能を正常に働かせてくれる栄養素も不足しないように取り入れてください。バランスよく栄養素を摂取することが大切です。
まとめ
睡眠と美容の関係についてご紹介しました。美しい肌を維持したいという人は、睡眠の質にも気を付けてみてくださいね。