質の高い睡眠は健康とどう関係しているのか？質の高い睡眠とは
こんにちは。
今回の美容健康マガジンでは睡眠と健康について紹介していきます。睡眠と健康の関係を理解した上で質の高い睡眠を心がけ、元気な日常を送ることに役立てて下さい！
前回のコラムも反響のあったのコラムなので、こちらも併せてお読み頂ければ嬉しいです！
睡眠は心身の休息とメンテナンスのために重要
睡眠は身体を休息させるだけでなく、心身を休めるためにも重要な役割を果たしています。例えば、見たことやその日の記憶を脳に定着させ、それを整理する機能が睡眠にはあります。
そのため、学習したことを脳に定着させるには睡眠は必要不可欠なものとなってきます。また、睡眠が十分に取られていないと心身が不調になるとも言われています。
十分な睡眠は肥満防止効果もあり
睡眠を十分に取ることで、食欲をコントロールするホルモンを適切に分泌させることができます。
そのため、余分なカロリーの摂取を防ぐことや、身体の代謝を改善することができます。つまり、十分な睡眠を取ることで、太りにくい体質作りができると期待できます。
休日の生活リズムにも注意が必要
休日に二度寝、三度寝をすることで夜に眠りにくくなり、睡眠不足のまま次の朝を迎えるといった経験がある人は多いかと思います。
この場合、疲れが取れにくくなりがちなため、休日の生活リズムにも注意を払う必要があります。
質の高い睡眠をとるために
質の高い睡眠を取るための方法と知識をここでお伝えしておきます。
眠る直前は強い光を避けて
現代の私たちの生活では、パソコンやスマートフォンを見る時間が増えつつあります。この時に浴びる光が睡眠に影響していることも忘れていはいけません。携帯電話やパソコンから出る青い光は強くて、それを浴びるとしばらくは眠りにくくなります。そのため、眠る１時間前にはスマートフォン等の使用を避けると入眠しやすくなります。
睡眠と体温の関係
体温と睡眠にも深い関係性があります。私たちの身体は睡眠時には、深部体温（身体の内部の体温）を下げることで脳と身体を休息させるようになっています。深い睡眠になればなるほど、体温は低くなります。
驚くことに、寝入りから起床するまでの体温の差はおよそ１．５度にもなります。これは睡眠と体温は密接な関係であるということです。この体温を上手にコントロールすることで睡眠の質を高めることができます。
体温をコントロールして良質な睡眠を
入眠前には体温を上げるような行動は、睡眠の質を下げてしまいます。激しい運動をしたり大きい音を聞くと目が覚めることから想像するとわかりやすいでしょう。寝る前には体温が上がることを避けることで、良質な睡眠を取ることができます。また、入眠する約２時間前に体温を上げることをすると睡眠の質は高くなります。特に上手に入浴することは睡眠の質を上げるために有効です。
睡眠の質を上げる入浴方法
運動や入浴といった深部体温を一時的に上げる行動をすることで、私たちの身体には眠気を誘う体内温度変化が生じます。
運動や入浴をしてしばらくすると眠くなるといった経験はほとんどの人が記憶にあるかと思います。まさしくその経験のことです。
入眠の約２時間前に入浴等をすることでより睡眠の質も高くなります。特に、少しぬるめのお湯（３８～４０度）にゆったりと入るとその効果は期待できます。
これは、リラックスすることで副交感神経が高まるといった効果によって眠りやすくなるとも考えられます。
ただし、熱いお湯に入ると、交感神経が高くなって逆効果になる可能性もあります。睡眠の質を高めるためにはあまり熱くないお風呂にゆったり入ることをおすすめします。
睡眠不足ではストレスが溜まりがち
私たちの身体の心身をメンテナンスする疲労回復物質は深い睡眠の間に分泌されます。しかし、睡眠不足になると、この疲労回復物質が十分に分泌されず、ストレスが溜まりがちになります。すると、心身の不調等につながる危険もあります。
身体を健康にして、心身をリフレッシュさせるためにもあなたの睡眠に目を向けてみて下さい。
まとめ
睡眠は心身をメンテナンスするために重要な役割を果たしています。
寝る直前は強い光を避ける。入眠の２時間ほど前に入浴等で深部体温を上げることで睡眠の質を高めることができます。睡眠不足ではいいことはないので、十分な睡眠を心がけて下さい！良質な睡眠を取ることで、良い結果がたくさん待っているかもしれません。
